占いとの出会い
占いとの出会いは高校生のとき、「易経」を読んだのがきっかけでした。
10代の頃から友人知人を占ってきました。占いの道具を買うお金もなかった駆け出しの頃は、10円玉の裏表で陰陽を出し、その陰陽を積み重ね64卦を出していました。
20代、30代は定住先も定職も持たず、日本やインドを放浪していました。生きていることだけで重く苦しい時代でしたが、文庫本の「易経」だけは常に手元に置いていました。放浪時代の写真や日記など思い出の品はほとんど失くしましたが、この本だけは今でも本棚にあります。
40代に【人を占うことの重さ】を痛感して、占い以外の仕事を一切辞め、占いの道一筋で生きていくこと決意しました。 自分の中で【占いの腕を上げる】という目標が定まったとき、生きることに対して夢も目的も持てなかった、放浪時代が終わりました。 そしてその目標に一歩一歩近づくための、旅の時代が始まりました。
吉凶は動より生じる
運命は、宿命(変えられないもの)と、立命(変えられるもの)から、成り立っています。 変えられないものは、心を鎮めて受け入れなければいきましょう。
けれど、変えられるものは、勇気を奮って変えてみませんか。 行動次第で運命は変えられます。
開運法で運気を上げることもできます。 一度きりの人生です。未来を幸せに創りあげていきましょう。
人生は旅のようなもの
山があり谷もあり、時には泥沼に足をとられることも、 道に迷うこともあります。 「皆様の旅のガイド」といった存在でありたいとの思いを胸に、日々占いと向き合っています。
数年前に還暦を迎え、人生を振り返る機会が与えられました。 暦は60年で一周りを完結する、そのとき人は赤ん坊に戻り再出発する、という先人たちの感性に、心から敬服します。
二周目を歩いている感覚の今、急ぐこともなく、ゆったりと生きていけるようになりつつあります。
ありきたりで恥ずかしいのですが、世のため人のために、少しでも僕の占いを役立たせたいと願っています。そうなるのであれば嬉しいです。